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中3の長男がアコースティックギター(アコギ)に凝り始めて、最初は「DEPAPEPE」(デパペペ)というアコギ・デュオの曲を弾いていたのですが、わたしがなかなか一緒に弾くことができないため、ソロの「押尾コータロー」を弾くようになっていきました。するとギターの音にエフェクトをかけたくなって、そのためにはエレキギターのようにピックアップをつけないといけません。わたしは「アコギの音はマイクを立てて拾えばいい」と主張したのですが、憧れのアーティストと同じようなことをやってみたい年頃なわけです。
(気持ちはわかる)
はじめは手軽なところでFISHMAN Neo-Dというマグネティックピックアップをサウンドホールに取り付けて、それをZOOM A2.1uというアコギ用エフェクターを通してギターアンプで鳴らしてみました。 最近のエフェクターは多機能なのでいろいろと遊べるのですが、押尾コータローはギターのボディを打楽器の如く打ち鳴らします。マグネティックピックアップでは弦の振動しか拾えないという問題が残りました。 そこでいわゆるエレアコと呼ばれるピックアップ付きアコギを探してみました。国内ではTAKAMINEやYAMAHA、海外ではOVATIONなど楽器店で弾かせてもらったりもしたのですが「コレだ!」というギターもなければ(彼には)お金もないのでした。既存のエレアコはどうも一長一短なので、ほんとうに自分が求めている音を引き出すには、マグネティックピックアップだけでなく、振動を拾うためのピエゾピックアップを自分で取り付けるのがよいだろうという結論に達したわけです。ただ、ピックアップを取り付けると、信号を外に出すために通常ギターのお尻のエンドピンを抜いて穴を広げる必要があります。つまり、元には戻せないわけで、彼はしばらく悩んだ末「やってみたい」。モーリスS40がターゲットに決まりました。 今回取り付けたピックアップの商品名は「デュアルNA-NICO-PIN」といいます。ピンプラグが2個ついているからNICO-PIN? くわしくは「新岡ギター教室Web」をごらんくださいませ。奥の深いサイトですので、じっくり根気よく向き合ってください。 |
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写真左端がケーブル加工済NEO-D、右端がベルデン8412ケーブルとテスト用Yケーブル、中央下がデュアルNA-NICO-PIN、中央上がNEO-Dのノイズを抑えるためのストリングアースです。 それに加えてLRBAGGS MIXPROというプリアンプも用意しました。 |
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これが デュアルNA-NICO-PIN とNEO-Dです。 左の黒いものがマグネティックピックアップで、右の丸いのが2個ついているのがピエゾピックアップ。右上にあるボックスにピンプラグを挿して、ステレオでプリアンプ(MIXPRO)につなぎます。 そうしてプリアンプでレベル調整してモノラルでエフェクターからアンプへ信号が送られる仕組み。プリアンプから先の接続ケーブルは手持ちのエレキギター用ケーブルを使いました。音質にこだわるならケーブルにもこだわりましょう。 |
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モーリスS40のエンドピンを引き抜きました。 | ||||||||||||
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それをリーマーでぐりぐりと12mmまで広げていきます。 ただしリーマーでは表面部分が直径12mmになっても奥まで広げることはできません。最後は12mmのドリルで貫通させるのですが、無理をすると表の板が割れてしまう恐れがあります。ここは長男も苦労したようですが、慌てずに棒やすりなどですこしずつ広げてドリルが通りやすくしておくとよいでしょう。 |
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なんとか取り付けできました。 ここにベルデンケーブルを挿してプリアンプにつなぎます。プリアンプで増幅するまえの信号はデリケートなので最短(1m)のケーブルにしました。 |
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NEO-Dは取り付け、取り外しがカンタン。一方のピエゾピックアップは裏側から両面テープで貼るのですが、位置調整はギターや好みによって異なります。 長男も今度弦を張り替えるときにピエゾの位置を変えてみたいそうです。こういう調整が自由にできるところが既製品とちがうメリットです。 今回、道具はわたしが用意しましたが、実際の取り付けは長男がひとりで行いました。デュアルNA-NICO-PINは中学生でも取り付けができます。 わたしもアンプまでつないで弾かせてもらいました。いい感じの音です。これなら人前でアンプにつないで演奏できます。自分でエレアコを作ったみたいな満足感があります。 ところで、私立高校の入試は終わったけれど、公立高校の入試こそ本番。そっちもがんばってねー!(笑) |
